先日、近くの小学校の前を通ったら、その日がちょうど卒業式だったようで、親御さん達が正装して、足早に校門へ向かう姿を見ました
ふと、自分が小学校を卒業してから何年たつのだろうと考えたら・・・
19年経っていました。
怖いですね。
小学校卒業したのが本当についこの前のように感じるのに・・・
というか通っていたのも、ついこの前のように感じてしまいます(笑)
自分の小学校の卒業式の記憶は、いまだに残っています。
脳の中に断片的ではありますが、映像も残っています
きっと、物心ついて初めての「別れ」だったので印象的だったのだと思います
中学校とか高校の卒業式はそんなに印象的ではなかったな・・・
中学生は何となく私の中で「とてもお姉さん」なイメージで。
そんな大人のコミュニティで、私はやっていけるのか・・・
今までずっと一緒だった仲のいい友達とそれぞれ別の中学校へ行く不安・・・
「みんなずっと一緒」なんてことはなくて、それぞれの道を、一人で歩んでいかねばならない・・・
急に一人ぼっちになった気がしました。
「孤独」というものを初めて身近に感じた瞬間だったと思います
うちの小学校では、卒業式の日に「旅たちの日に」を歌いました
これ、名曲ですよね。
今聞いても、普通に涙が出ると思う😂
「旅たちの日に」の指揮者をやってる子が感極まって泣き出し、泣きながらも一生懸命指揮を振っていました
それにツラれて、みんなもらい泣き状態で・・・
涙をポロポロと流しながら歌ったのを覚えています
余談ですが当時、私には同じクラスに好きな男の子がいました。
年も年だし、告白はしてません。
告白なんてよぎりもしなかったし、告白したところで「付き合う」なんて言葉も、意味も知らなかったし・・・(笑)
こんな風に毎日のように顔を合わせることもなくなってしまうのか・・・
そんな気持ちも重なってとても寂しいと感じる卒業式でした
小学生の私には「別れは、寂しくて悲しいもの」というマイナスの感情だと捉えていたように思えます
でも、大人になった今は「別れがあるから、新しい出会いがある」と感じられるようになりました
年齢を重ねるにつれて、出会いと別れを繰り返してきたからなのですかね・・・
確かに別れは、寂しさを感じます
でも、別れがあることで今巡り合えていない人に出会えるチャンスが生まれる。
もしかしたらまだ見ぬ知らない世界を見られるかもしれない
可能性が広がる。
何かひとつ手放さないと、新しいものは得られない
そう感じるようになりました。
希望を持った方がきっと人生は明るい。
泣きたいときは涙が出なくなるまでとことん泣いていいと思います
それを超えて、きっといい出会いが待っているのだと思います🌸
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