でも、復帰してみて、わかったこと。
それは、「育児と仕事、そして家事の両立、ワンオペママには不可能説」
世の中には、これらの両立を当たり前のようにこなしているお母さん、普通にいると思います。
ですが、私が「育児・家事・仕事」をワンオペで経験して思ったことは必ず、自分の中で、何かを我慢したり、犠牲にしたりして、成り立っていました。
(※あくまで、個人の感想・見解です)
私は、整理整頓されていない、グッチャリとしたモノの多い部屋で暮らすことに、とてもストレスに感じます。
育休中は、育児と家事の二本立てだったので部屋は、割ときれいな状態をキープ出来ていました。
子どもとコミュニケーションをとったり、遊んだりする時間も、それなりに取れていました。
そこに仕事が食い込んでくると、家事(掃除や整理整頓)は今日やらなくても死にはしないレベルなので「明日以降やろう・・・」と後回しになります。
そうなると、どんどん部屋にモノが溢れていき、モノが多いと掃除も億劫になっていき、負のループでどんどん部屋が汚くなっていく・・・
「仕事」が生活の中に食い込んでくることで、目まぐるしさが桁違いになり「要らないものを捨てる」という「判断エネルギー」を吸い取られる・・・
そして、押し入れに「またいつか使うかもだし」と言って、押し込む。
決断を先送りにしているといよいよ押し入れがモノで溢れぐちゃぐちゃ・・・
扉を開けるたびに「見なかったことにしておこう。」と言って静かに戸を閉める🤦♀️
どこかの本で読みましたが人間には、「1日に判断できる数」が決まっているそうです。
部屋にモノが散らかっている状況だと、散乱したモノに目がいく。
↓
何らかの判断をしてしまう(「片づけなきゃ・・・」とか「どこに収納しようか・・・」とか)
↓
「片付いていないモノ」に「貴重な判断できる1回」が消費されてしまう。とてももったいないことだと思います。
「仕事」に支配されることによって
↓
モノが散乱した家で暮らさなければならない
↓
貴重な判断を消費してしまう。
↓
判断の無駄遣いをすることで、
🌟「人生のやりたいこと」
🌟「こう生きたい」
🌟「自分のなりたい姿」を
考えたり、検討したり、決断したりする、最も大事な判断を下すエネルギー(回数)が残っていない。
それは、「自分の人生を仕事に差し出して、犠牲にしている」という風に感じます
「決断」の数がすぐにフルに達してしまい、仮に「こんな忙しい生活から脱却したい」「この生活を変えたい」と思っていても、判断の残高がもうないので今の生活から抜け出せない。
いつしか、「この生活を抜け出したい」と思っていた事自体も忘れてしまう。
この負のループから抜け出すのはなかなか難しいことだと思います
今の生活や環境を変えようと決断することは、時間も必要だし、心的にも余裕が必要で「かなりのエネルギー」を要すると思います
中には、たくさんのモノたちに囲まれていた方が落ち着く、という人もいると思いますがその場合は、人それぞれ好き好きがあるので自分の落ち着く生活スタイルでいいと思います
私個人の場合では、モノが多いとそれだけで判断してしまい疲れてしまうということです。
そして子どもとのコミュニケーションも激減。
保育園から連れて帰ってきて、風呂入れてご飯食べさせて最低限のお世話だけして「頼むから早く寝てくれ」という感じ。
寝静まった後、「今日息子君の顔、そういえば、よく見てなかったな・・・」と思った日もありました。
「物理的に一緒に過ごしている」といえば一緒に過ごしてはいましたが、「精神的」には、一緒にいない感じがしました。
理想を言えば、寝る前に絵本読んだり、ぬいぐるみで遊んでみたり出来れば知育も、数分でいいから毎日コツコツやりたい・・・
でも、「仕事」が入ってくるだけで一日のメイン&最優先事項が「仕事」となり、次に絶対今日中にやらないといけない家事をこなし、その次に余力があれば「子供とのコミュニケーション」を取り入れる・・・
しかし私の場合は「余力」なんてものは存在しなかったので子どもとのコミュニケーションは二の次さんの次となり、まともに子供と向き合っている実感はありませんでした。
「子供の成長は早い」
「今の可愛い時期を大切にね」
「子どもと一緒に居られる時間は、短いよ」
子育てを卒業したママからアドバイス的に言われる、こういう言葉達。
でもそれって、子育てを今は卒業し、時間的に余裕があるがゆえに心に余裕が生まれる。
そして、過去を振り返り、それを踏まえて「今をどう生きたいか」を考える時間があるからこそ言える言葉であると思います
子育てを卒業しても、時間的にも、心にも余裕がない人はそんな風に言えるとは思えません
つまり、この大切な貴重な時間を余裕なく過ごしていく限り、先輩ママたちの言葉を受け止めることなんてできないし、それを理解したうえで、子どもとの時間を大切になんていつまで経っても実現不可だと思います
人生のキラキラ期を謳歌したいし、するべきだと思います
子育て、家事、仕事に追われ、終わりなく働き続けている現役ママにはこの貴重で、愛しくて、限られた時間を大切に使いたい、大切にしたいと思う時間と余裕さえないのです。
不可能です
私の部署は今が繁忙期なので各々の業務をこなすことで手いっぱいで私に引き継ぐ暇も余裕もないという感じで😓
でも私としてはそれが好都合で仕事終わってからワンオペなので帰ってきてからの余力もしっかり残しておきたい・・・というところでした。
自分から積極的に仕事を見つけるわけでもなく頼まれてた雑用をのんび~りこなしていました。
でも、少~しづつ仕事を割り振られやはり、自分がやりたいことではないことをやるのは本当にストレスでした。
育休前に担当していた私の仕事は業務の簡略化でほとんどなくなっていました。
私が7年間費やしてやってきたことは「別にやらなっくてもよかったこと」だったのか・・・
主に、書類の配布、書類のコピー、書類のファイリング・・・
うすうす、自分でやっていて「自分じゃなきゃできない仕事」ではないなぁと気づいてはいたけど・・・
当時、上司に無駄な業務は簡略化したいと伝えても
「そしたらあなたの仕事無くなっちゃうよ~」と言われ
「言っても無駄だったか・・・」と学び
そこからはロボットのようにして
言われたことを何も考えずやろうと思いました
「どうせ打診しても聞き入れてもらえないから、会社に期待しない。
諦めてしまえば、そういう不快な思いをしなくて済む」と学び、それから淡々と業務には励んでいました
そしてつわり休職に入りそのまま産休育休に入り、無駄な業務をする人手がなくなったら、その仕事はやらないことにしようと。
むなしいというか、私の7年を否定された気になりました
最初に感じた違和感というか、無駄な仕事だなと感じた最初のセンサーは正しく、それを上司に否定された時点で会社に見切りをつけるべきだったのかな、とも思います
この3週間はやはり誰にでも出来る雑用を頼まれ、私にとって雑用をやるのはとてもストレスで・・・
以前ブログに書きましたが「5月下旬に退職の旨伝える」と書いておきました
会社に勤めていると社長の言うことが絶対というような針の筵のような社風なので
出る杭は打たれるじゃないですけど目立たないようにし、協調性を大切にすることこそ
会社に残っていくための条件・・・
だから自分を自分で殺すというか自分の個性やカラーをないものとして働くことが正しいとされている今の会社。
早く会社を辞めたい。
2023年5月記
コメント